昨日の夕方,17時過ぎのこと。ふと空を見上げると西の方角に三日月と金星,木星が三角状に接近していました。見事!
昨日は携帯で撮影してみましたが,今ひとつですね。今日あたり,デジカメで撮ってみようと思います。
昨日の夕方,17時過ぎのこと。ふと空を見上げると西の方角に三日月と金星,木星が三角状に接近していました。見事!
昨日は携帯で撮影してみましたが,今ひとつですね。今日あたり,デジカメで撮ってみようと思います。
あまりよく考えてなかったんですが,天体望遠鏡で見える像の向きというのは,実は「上下左右反転」像になるんだそうです。正立像に戻すことも可能だそうですが,その分「余計な光路」を通ることになり,明るさが減衰するらしい。
なんといっても宇宙から到達する光量というのは「微量」ですから,地上望遠鏡に入ってくる光量とは比べ物にならないので,「余計な光路」を加えて明るさを減衰させるぐらいなら,しっかりと光を取り込もうという自然の流れで,そのままだそうです。何分,宇宙にとって「方向」には意味が無く,「正立像」を結ぶ必要も無いともいえます。
ですから,地上望遠鏡(フィールドスコープ,展望鏡など)は多少光量が落ちても,自然のまま「観望」できることに重点が置かれていて,正立像が見える構造になっています。
と,ここまで調べた上でもう一度ラプトル50で見えた「木星」と「月」について見え方を比べてみると・・・
最初に見た木星は,天頂ミラー越しだったということで,上下左右反転の前に上下反転が加わって,結局「左右反転」で見ていたことになります。縞模様が右上がりに見え,ガリレオ衛星も右に並んでいました。
次に見た木星は,天頂ミラーなしでしたので,上下左右反転のため右下がりに縞模様が見えていたと言うことに。
位置関係を第三者に伝えるときは,要注意ですね。
毎日,雨模様が続きますが,少し雲が晴れてきて月齢6の月が顔を覗かせています。
今しかない!・・・と,早速ラプトル50を取り出し(といっても,部屋の中でいつも臨戦態勢),月に向ける。・・・木星のときと違い,特に狙うこともなくすぐに視野に入ってきた。
まずK20mmで,ピントを合わせて・・・うわぁ・・・(正直な気持ち)・・・
まるで「写真」というか,グラフィックでも見ているようで・・・クッキリとはこのことかと思わせるような見栄えでした。
F12..5mmやF8mmでも眺めてみましたが,K20の時ほどの感動は無いですね。もちろん「すっごく」綺麗なんですが,最初の衝撃が強すぎた。