最初の最初はM7.9だったのですが,それは置いといて・・・
しばらくM8.8と言う事だったので,それはなぜか?
国土地理院のサイトで,一応理由は判りました。根拠のデータはよく判っていませんが。
- 断層1(北側) 長さ-199km,幅-85km, すべり量-27.7m
- 断層2(南側) 長さ-176km,幅-82km, すべり量-5.9m
と,モーメントマグニチュードの式
Mw = (\log { Mo} - 9.1 ) / 1.5
ただし,Mo=\mu\times{}D\times{}S
で,Sは「震源断層面積」なので断層の長さ×幅,Dは「平均変位量」なのですべり量かな?。最後に\muは「剛性率」と言う事で,どうやら3.2\times{}10^{10}[Pa]らしい。これらをチョコチョコ計算すると,
- 断層1(北側) Mo=1.4993456\times{}10^{22}, Mw=8.7
- 断層2(南側) Mo=2.7247616\times{}10^{21},Mw=8.2
モーメントの合計:Mo=1.77182176\times{}10^{22}より
Mw=8.8
と言う事に。・・・ちょっと,地殻の剛性率があやふや・・・
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