半世紀も生きてきて,初めて木星を視認。スバラシイ・・・たかがラプトル,されどラプトルですね。
今日も曇り空で雨模様のため,ファーストライトを諦めていたのですが,20:30頃。ふと「涼やかな」風が吹いてきて,コオロギの鳴き声が騒がしく聞こえるように。
一応念のためにと,縁側に出て空を仰いでみると,以外や以外。木星の出ているはずの位置にしっかりと「光点」が見つかりました。
さぁ,それからが大変。一旦片付けたラプトルを取り出して,初めてアイピースなるモノを接眼部に差し込み,対物側のキャップを外し・・・
スコープ部で何とか光点に狙いを付け,いざファーストライト。
何か光のようなモノを認めるも,直ぐに見失う。望遠鏡を動かしても見つからない。
もう一度スコープで・・・随分デタラメな方向へ鏡筒を動かしていたみたい。
なんとかK20mmのアイピースで光点を視野に閉じこめるも,それが木星とは言い難い。ただの白い点にしか見えない。
しかし,ピントが合う瞬間は「キリッ」とした明瞭感を感じました。この辺が,ラプトルが優秀だと言われる所以でしょうか?(比較したことがないので判らない・・・)
ヨシッ!と言うことで,いきなりF8mmに付け替えてみると・・・見あたらない。スコープには捕らえているのに・・・
もう一度K20からやり直し・・・を続けること10分以上。アッ!木星だ!
チャンとStellariumで見たとおりの縞模様が,右下がりで2本,シッカリ見えました。木星です。
妻に知らせに言っている間にどこかへ行ってしまいましたが,また10分ほど掛けて導入。
妻も「あ,ほんまやぁ」と感動しておりました。ラプトル恐るべし。
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